They dance alone
リーゼントの天使達が 踊る
曇った冬の空に向かって 踊る
僕は血の色のワインを手に その傍らに立っていた
縁の糸の端っこを握り締めて 寒さに震えて立っていた
遅れて来た男がこう告げる
人は 死んだら仏になるんだよ
仏は 人をつなげてくれるんだよ
「父の為、彼らは踊る
夫の為、子供の為
失われた者の為に彼らは踊る
一人ぼっちで、彼らは踊る
一人ぼっちで、彼らは踊る」
they dance alone / Sting
一本の電話が 僕をつなげる
バーの扉を開けると 10年に亘ってもつれた糸が
あるいは自ら背を向けていた糸がほどけて つながっていく
俺たちは皆 もっと一緒にいなきゃだめだ
かつて兄と呼んだ男がこう言う
俺たちと言ってもらえた
認められたくて 負けたくなくて
一人で突っ張っていた自分が
俺たちと言ってもらえた
一人では無い 仲間がいる
ほどけていく つながっていく 全てを許して
自ら自分の幕を降ろす者を 許す気は無いけれど
仏になって皆をつなげてくれた男に 初めての言葉を贈りたい
ありがとう
夜が明ければ突き抜ける青空
次に会ったらにっこり笑って握手をしよう
「急いで来た男が 遅れてきた男に問うたとさ
お前は どこに居たんだと
答えて曰く
俺はあそこに居て、此処に居て、その間に居たのさ
僕は風に語りかける
言葉は全て 流れ消える
僕は風に語りかけるけど
風はなんにも聞こえない」
I talk to the wind / king crimson
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