終戦記念日によせて
戦に大儀名分を認めようとは思わない
聖なる戦など手前勝手な言葉も好かない
けれども国の為に戦って死んだ英霊に
手を合わせて祈ることすら出来ない国には
なって欲しくはない
死んだ兵士の残したものは
こわれた銃とゆがんだ地球
他には何も残せなかった
平和ひとつ残せなかった
死んだ彼らの残したものは
生きてるわたし
生きてるあなた
他には誰も残っていない
他には誰も残っていない
死んだ男の残したものは(抜粋)/ 武満徹
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