2010年5月アーカイブ
ルモワスネのシャブリ プルミエクリュ
フルショーム 1997年
ここのところ久々に良いシャブリが入っていたのだが
その一本は以前にも紹介したドーヴィサ
もう一本がこのルモワスネ
これは美味い
程よい熟成もあり、久々にしみじみ美味い一本
しかしこの果実のエキスの濃さと味わいは
一般に言われるシャブリのイメージとは
全く似つかないものです
シャブリもまた知ったかぶりさんによって
哀しい境遇にあったりするワインの一つですが
軽く説明しようと思ったけど長くなるので止めます!
ただ、ステレオタイプで簡単にワインを判断する事の危険性に警鐘を鳴らすのみにて
何回も電話しては予約が取れずだったが、ようやく髪を切りに行けた
年末から切る機会を逸し続け、なんか結べるようになったので楽でいいやなんて
思ってたがいい加減切りたくなった
本当は気分転換に色も変えたかったけど、ずっと自然でいると染めた時の傷んだ髪が
不快に思えるようになってしまいどうも二の足を踏む近頃
若い頃は色気づいて電髪あてたり染めたりしたものですが
前にも書いたが、私はこういう髪型にしてくださいてのは一切言わない
信頼してる人がいるのでイメージだけざっくり伝えてあとは寝てる
ちなみに私が言った今日のお題は
「Gacktで」
返事は
「時期によってすごい髪型違いますよね・・・でもまあ、わかりました」
さすがプロ!
髪といえば先月白髪デビューした
以前の会社で過酷な勤務の後、鏡をみると一本真っ白になってたり
上からの無理難題などで悩みぬいた翌朝、一本真っ白になってたり
そういった事は何度もあるが
誕生日の後、一本白髪を発見してなんか大人になった気分だったのだ
でもそれ以来出て来ないので、やはり一過性のものだったろうか
ロマンスグレーのマスターにはまだ十年早いようで
ていうかロマンスグレーって何色だ?
そういえば先日入院した友人はやはり抗がん剤のせいで髪を剃ったのだが
本当に途中で河童頭にしていた
くちばしも作ってつけていた
身体を張ったギャグというか、命かかったギャグ、素敵です
昨日はゴルフを雨でキャンセルし、久々に何も無いお休みとなった
遅ればせの母の日で親に昼食をご馳走したり
犬を病院連れて行ったり
ジムに行ったりというだけで本当に久々にゆっくりできる休みだった
夜にお客様から「あれ、休み?」というメールが来てしまい
身体あいてるから今から行きますよと応えたのだが
「今日はゆっくり休んで」と言われ
お心遣いありがたく、家でゆっくりさせていただく事に
普通に食事に行こうと言われても、常に大体2ヶ月先でないと身体が空かない私
何故そんなに忙しくするのと言われる事もあるが
その理由は簡単で
「人に会わずに後悔したくないから」
それだけです
今度ね、とか暇になったらとか言いがちだけど
暇なんて一生来ないかもしれないし
なにより、今度があるなんて保障はどこにも無い
明日は誰にでも来るわけではないから
今ここに会える縁があったならばそれを今大事にしたい
人は誰しも死ぬけれど、誰かが覚えてくれている間は生きていると
北方先生もおっしゃってますから
葛飾北斎が死の床で言ったという言葉
「あと五年の命を我に授けて貰えるならば、真の画工とならん」
ちなみに享年90歳だ!
片足を切り落とし、死の床にあったランボオが死の前日に書いた手紙(簡単に要約)
「アフリカ行きの船の時間を教えてください」
その人が「生きてる」限り人生はいつだって途中のようですねえ

先日お客様に自家製の桜の塩漬けと
山椒をいただきました(岐阜からだったか)
何気に食べてみたら美味しくてびっくり!
この桜はクリームチーズと合わせて冷酒でも
良さそうですね
いなかのある方が羨ましい
私はいなかも無く、祖母も早く亡くなり
こういった味を知らずに育ってきたもので
今更ながら素直に感動します
ご馳走様でございました
全然バーと関係無いんですけど(いつもの事か)皆さん、ゴミムシってご存知でしょうか
カブトムシのように人気があるでもなく、ゴキブリのように忌み嫌われるわけでもなく
人様に酷い名前付けられてるけどまあ人畜無害な昆虫
というか環境的には当然どんな虫も存在の意味があるんですが
新横浜あたりのゴミムシを、国土交通省から高速道路株式会社といったお偉い方々がそれは
大事に扱ってる事をご存知でしょうか
「ヨコハマナガゴミムシ保全対策検討会の議事要旨」がネットでも見れますが
いやー久々になんかしびれましたね、色んな意味で
ゴミムシの為に高速道路工事の時期とか工法まで考えるなんて
すげー優しい!とか思うし
他の虫はいいの?とか思うし
ゴミムシ研究家っているんだ・・・とか思うし
生息エリアが散歩してるあたりなので、大変興味深く読ませていただきました
要は絶滅危惧種なんですよ、ヨコハマゴミちゃんとか言って新横浜イメージキャラにすればいいのに
なんで食いつかないんだろう
キモイと言われながら根付いたキャラも居ますからね・・・奈良あたりに
たんぽぽやザリガニなんかも日本の固有種はかなり減ってしまってますが
ゴキブリなんかも危なくなったら
「チャバネゴキブリ保全対策研究会」とかやったりして
ていうかやつらは絶滅しないか

お客様がバラを切ってきてくださいました
飾っておいたらこんなに綺麗に開きまして
色がなんとも良いですね
今日散歩がてらウコッケイの卵を買いに行った
しかしおばあさんはどこにいるのか
出てきてくれない
中まで入っても誰も居ないのであきらめて帰る
お金置いて野菜もらおうかと思ったら小銭も無いし
で、散歩中にふと思ったのだが
きん肉マンの「きん肉ビーム」ってあるんですけど
きん肉いらないだろ・・・ビームに・・・
ロボコンの「ロボットだけど命がけ」と同様の
不条理さを噛みしめて歩いた二日酔いの昼
肉と言えば昔、家で飲んでて先に寝ちゃった奴のひたいに「肉」って書いた
そこまでは皆一度はやった事はあるだろうけど
普通に忘れてて次の日昼飯食べに焼肉屋に入ってしまい
向かい合って席に着いたら彼のひたいに
「肉」
ひたいに「肉」と書いて焼肉屋に来る客
いやー笑った笑った
ウエイトレスもびっくりですよ
「店長!あのお客さん「肉」って書いてあります!」みたいな
ああ、せっかくのバラの話が台無しに・・・バラつながりで肉ってことでいかがでしょう

ユリス コラン エクストラブリュット ブランドブラン
本日開けていただいたシャンパーニュ
これまた面白い一本に出会ってしまいました
ヴィンテージ表記はないものの実際は2005年
のキュヴェらしい
開くまでにはそれなりに時間かかりますね
最初はキレのいいミネラリーな印象、泡も元気
時間と共にどんどん変わってゆく
中盤は砂糖を焦がした香り(カラメル)が
はっきりと出て、おそらくドサージュはしていない
にも関わらずこれはどういうことなんだろうと
非常に興味深い
2005年も非常にしっかりしたワインが出来た年なので
やはりその強さが出ているのだろうか
二時間近く経過した今でも味と香りは変化していて
特に口の中でのシャープにして繊細なミネラル感は特筆
余韻も長い、良いシャンパーニュです
でも、初心者には向きません

マリアージュにお出ししたチーズ
旬のシェーブルはプリニーサンピエール
他にピレネーのベトマル、ブリードモー
旬のシェーブルはこの時期しか扱いません
2003年のシャンパーニュについての追記
珍しくちゃんとワインの事を書くので、まあ御興味ある方だけどうぞ
霜害、雹害、猛暑により特にシャルドネが被害を受けた
収穫量は1981年以来の最低値
(注:シャンパーニュではヴィンテージ明記のもの意外は複数のヴィンテージを
ブレンドして作られるので、原酒は大量に備蓄してある
その備蓄をどこまで崩すか、それとも次の年の事は解らない故崩さないでおくかは
経営者の判断に委ねられる)
酸の量が平均の半分!(INAOに申請して補酸出来る)
ぶどうの出来は良いが。超熟であり小粒、皮が厚く、糖分多い
(注:簡単に言うと南寄りの味になるってえ事です
私が飲んで、なんじゃこりゃ!といった強さはここから来てます)
地図を見てもらえば解りますがもともと、シャンパーニュ地方ってのは寒いので
ぶどうの出来が不安定だったわけで、しょうがなく複数の年を混ぜて安定した味を
作ろうとした訳ですよ。一応ペリニョンさんがやったと言われますが
なのでこういう異常気象の年のワイン、備蓄になると思いきや(生産量は相当少ないですが)
敢えてそのヴィンテージを出荷する意図というのをもう少し突っ込んでみたいですね
誤解を恐れて言いますが、私はこの年のワインをまずいとか、バッドヴィンテージとか
言うつもりは全くないので勘違いされないよう
そもそもバッドヴィンテージなどという言葉は私の辞書にはありません
この個性的な年のワインの面白みを、もっと理解したいと願っているのです
大変な苦労をしたであろう農家の皆さんと生産者の意図を、汲みたいのです
しかし酸が半分とは・・・
ちょっとお知らせ
5月17日 丸の内コットンクラブでペッカ ピルッカネンの来日公演があります
フィンランドジャズにご興味ある方はどうぞチェックのほど
この間某ホテルのバーに久々に顔を出した
久しぶりに会って昔話にも花が咲くが、急に禁煙条例が施行されたゆえ
「うち70種類葉巻あったんですよね・・・」とぼやいていた
数十万円分だもんなあ、この損失はどうするんだろう
知り合いが多かったゆえ昔は朝まで飲んで時々朝食ブッフェに乱入した
ちなみに私は
「朝食でワインをボトルで頼まれたのは初めてです!」と言われた事がある
「聖おにいさん」のイエスに似てるとコメント頂きましたが
そもそも似てると言った人も多分「それ」をイメージしてるんでしょうねえ
ちなみに最近わき腹に刺し傷の痕の様な傷跡があります
そしてこの間あまりに忙しい金曜日、疲れ切って山積みになったお皿を洗ってたら
「洗い終わらないお皿はないのです」という声が聞こえてきました
ハレルヤ・・・
それはそうと、前回ロデレール2003ヴィンテージが納得いかなかった旨書きましたが
先ほど業者の人間と電話で話して、やはり03は暑さのせいで酸がきれいに出づらく
相当難しいヴィンテージとの見解を頂きました
あの寒いシャンパーニュ地方でもしっかり猛暑の影響を受けていたのですねえ
私は04年にシャブリ、ブルゴーニュからアルザス、シャンパーニュと周りましたが
03の事を聞くと大抵の生産者は嫌な顔しましたからね
ああ、なんかすっきりした
ワールドポーターズのメゾン デピスのサロンドテで昼にカレーがあるのだが
これが結構美味しいのです
久々に行ってみたら、15分過ぎてたけどまあ大丈夫ではとお願いしてみた
「もう終わってます」
いや、解っててきいてんですけど・・・せめてキッチンに聞いてくれるとかないんスか・・・
時々ランチに行くお店でもランチパスタが好みでなかったので
単品でいいからペペロンチーノでもとお願いしたら
「ありません」
いや、材料はあるし、作れる人もいるんでしょ・・・
無理は承知で聞いてはいるものの
なんかこう不景気だというのにウエイトレスさんにザックリ公務員的対応をされてしまうと
同業的にとても寂しい気分になるんですよね
キッチンにお願いすらしてくれないって、店の人相当仲悪いの?と思ってしまうし
私も混んでる時にはこんなこと言いませんからね
あ、ついでに気になる事言っちゃうけど、最近の飲食店
「お待ち下さい」簡単に言いすぎ!
この間どんなもんかと安いファミレス的某S店に行ったところ
値段の割りに美味しくてなかなかのコストパフォーマンスだと感心したのだが
ランチ時で混んでるのは解るが入ってから出るまでの30分未満の間に4回は言われた
「すいません」と言うお客に対して「待て」って返事は最後の手段にしましょうね
飲食店なら違う言い方を教えるはずなんだけどなあ、不思議
*ちなみにMatte KudasaiはKing Crimsonの曲です
5日昼はシャンパーニュのテイスティングに行っていた
先入観無しで味を見れるようにブラインドで
サービスをお願いする
以下、試飲した順で
一本目 タイユヴァン ブリュット
マグナムボトル
ミネラルは強く無く、皮からの香りも熟成感も
あるが余韻は非常に柔らかく甘みが残る
この柔らかさはマグナムボトル熟成による
影響なのだろうか?
二本目 バロン フィリップ ド ロスチャイルド
ブランドブラン
先ほどよりはややミネラルがある、
非常にシャープで切れが良いわりに
最後に甘みが残るのが多少意外な感がある
三本目 ルイロデレール ブリュット 2003
これは自分的に納得いかなかった一本。還元香なのか、古酒の香りなのか
判断に迷う。2003というヴィンテージのせいなのか、非常に力強く
今思えば、完全に開いてない状態だったのでこれは時間を置いて飲んでみたい一本
ノンヴィンテージのロデレールとは全く違う印象だ。迷った末、次のオールドヴィンテージと
間違えてしまう
四本目 ムタール ブリュット 1993
先ほどの次にこれを飲むと、熟成古酒の味わいが良く判る
先ほどはやはり開いて無いと判断して良いのでは
湿った木、シェリー
五本目 クリスタル ロゼ 2002
もはや何も言う事は無いクオリティ
実はロゼであまり美味しいと思ったことは無いのだが
今日の四本の後でも更に別格に感じられる力、さすがです
値段は関係無いとはいえ一本6万円くらいしますからねえ
おまけ
その後BBQをする
タイからもらったバイマックルーでイカを焼いたり
色々やってみたが
一番美味しかったのは
焼きとうもろこしと焼きおにぎりだ
祝福せよ!焼いたしょうゆ
世間はGW明けですね、皆さん旅行などされたのでしょうか
当店もたまたま二連休となりました(たまたまなのです)
で、それはそれは忙しい二日間でしたが仕事を離れ色んな事をしたおかげか
ずいぶんストレス解消になったような
4日は2時頃まで仕事でワインを頂いていて、帰って一時間半寝てそのまま釣りへ
ボートでキスを釣りに行ったものの、酒と睡眠不足で酷い船酔いになり
それでも酔ってない酔ってないと自己暗示をかけながら起きたり倒れたりして
なんとか釣りあげたと思ったら下手なボートがぶつかってきてあえなく取り逃がす
しかもアンカー絡まって結構危険な状態になり、そうこうしてるうちに超気持ち悪くなり
完全にダウンという惨敗ぶり
ハオコゼやベラはやたらかかったが
キスは結局自力ではあげられず
友人にもらう、結構いい型
そして帰宅して風呂入ったらまだ
ふらふらする頭のまま着替えて
結婚式二次会へ向かう
パーティー用にバッチリ決めていったけれど
顔は日焼けで赤くなっているのでした
ランチでたまに行く店なのでスタッフの女子に
わかる?と声かけたら
「あ~犬の!犬の!」
と言われた
おまけ
近頃気持ち良いガーデニング風景を
撮ってもらう
起きるとまず植物の様子をチェックするのが日課
手元は新入りのバジル苗
元気に育って欲しい
後ろのミントも元気に出てきている
他にパセリ、イタリアンパセリ、タイム、
ローズマリーなど
最近「イエス」に似てると言われます
聖人の方です
卵のふわふわ という本を今日読み終えた
全ての章のタイトルが料理名になっており
その料理が人の心になぞらえてあったり、上手に絡めてある
時代物で、江戸時代の人情噺と言ったところか
偏食で一言多くてちょっと気の利かない若女房と
すぐに短気を起こして冷たくあしらう若旦那
ついに家を飛び出したものの実家でも厄介者
優しい舅や周りの人々に支えられ、少しずつ成長して、終いには
「生きる為に他の命を奪っている、あれが嫌いこれが嫌いとなんて傲慢だったのだろう」と
料理を通して自分への反省に至る
なかなか素直になれない二人はどのような結末に・・・てな感じですかね
三文が多い時代物で、久々にヒットだった作品
そして、何が良いって、料理名が実に良い
卵のふわふわって名前でつい手にとってしまったわけで
その他に淡雪豆腐、黄身返し卵、水雑炊などなど
日本語って本当に美しくていいなあと感心したものです

